職業会計人としての生き様

ここでトレード・オフの説明をします。
トレード・オフとは「何かを得れば何かを失う」という話でもあります。これはマーケティングの世界で「差別化」と言われているものです。
マーケティングの世界で「差別化」は重要な戦略のひとつになっているのですが、その解釈に誤解があって競合他社との違いを演出することばかりに目がいきがちですが、実は差別化とは「自分の考え方やその生き様に異議を唱えるお客様を捨てる」という行為でもあるのです。

世の存在する商品やサービスで万人に受け入れられる商品などは、そう多くはないのです。
ましてや物余り、こと余りの時代にはなおさらのことです。だから、大量生産で大量販売をする大企業が苦しんでいるのです。

では、我々のような規模集団はどうすべきか？

ここまで読まれている方はお気づきのように「自分のコンセプトに合わないお客様は捨てる」といった勇気を持つことです。
ですから、私たちもそう決めました。
私たちの意に反するお客様（会計事務所）を捨てることに。